2016年 雪囲いを外しました

青森市にも春が到来、あおもりカシスには芽がでてまいりました。

カシスの木から懐かしいにおいが漂うこの時期。カシス畑ではこの時期、毎年恒例のように雪囲いを外す作業に追われます。

当事務局では某日、青森市役所内にある“あおもりカシス”の雪囲いを外しました。それでは、2016年雪囲い外しの様子をご覧ください。

まず硬く縛っていた紐を解いていきます。枝はビッチリ、株の根元からは枝が自由に伸びてしまっているのがわかります。

カシスの木は、定植から数年経つと 弱くなった枝や古い枝、倒れた枝があったり 、 枝が混み合ってきたりなどなど・・・の理由で剪定をしていきます。ここでは、かなりバッサリ切っていきます。剪定が終わったら株の周りに、肥料を撒いていきます。 

※画像クリックで拡大します

青森市役所にはカシスの木が6つしかないのですが、切った枝がこんなに出ました。

これが、カシス畑では何倍、何十倍、何百倍にもになってきます。

スッキリしましたね。これで今年も元気に育ってくれるでしょう!

 

>「あおもりカシスの会」とは

「あおもりカシスの会」とは

「あおもりカシスの会」は、1985年に組織されたあおもりカシスの生産者団体です。

会ではあおもりカシスの生産・加工・販売と普及活動を推進していますが、
生産者の高年齢化による収穫量減少やPR不足によるマーケット認知度の低さなど、複数の課題を抱えてます。

魅力あふれるあおもりカシスを地元のみなさんがもっと知って、食べて、健康につながって、さらに生産活動に協力していただける。
そんな持続可能な生産消費サイクルができれば、私たちの暮らす青森が持続可能な地域社会になる、つまりSDGsの実現に繋がると私たちは考えています。