SGH海外フィールドワーク事後発表会|青森高校

2月9日(木)、昨年の12月にご紹介した青森高校2年生SGH(スーパーグローバルハイスクール)クラスの生徒さんが、シンガポールで海外進出のための調査等を行った事後発表会を傍聴してまいりました。

(青森県産品の海外への販路拡大や、青森県への海外観光客誘致のためのビジネスモデルの提案を1年間の課題研究テーマとして取り組んだ中で、「あおもりカシス」を題材として発表を行ったグループです。このグループは、8月から当会事務局を数回訪れ「あおもりカシス」がどのような果実であるかなどの勉強や調査を行ってきました。)

※発表内容

『あおもりカシスをアジアへ』

あおもりカシスは青森を代表する名産の一つだが、知名度は低く海外進出もしていない。また他の品種と比べ栄養価が高いが、価格も高い。

そこで、ITの盛んなアジアの富裕層を対象に売り込むことを目的とするビジネスプランを研究したいと考えた。

当初『あおもりカシスの会』と共同で商品開発を進める計画であったが、HISや青森中央学院大学の留学生インタビューを経て、既存商品の海外進出へとプランを変更した。今後は、上ボシ武内製飴所の協力を得て、物流ルートの確立を目指す。

>「あおもりカシスの会」とは

「あおもりカシスの会」とは

「あおもりカシスの会」は、1985年に組織されたあおもりカシスの生産者団体です。

会ではあおもりカシスの生産・加工・販売と普及活動を推進していますが、
生産者の高年齢化による収穫量減少やPR不足によるマーケット認知度の低さなど、複数の課題を抱えてます。

魅力あふれるあおもりカシスを地元のみなさんがもっと知って、食べて、健康につながって、さらに生産活動に協力していただける。
そんな持続可能な生産消費サイクルができれば、私たちの暮らす青森が持続可能な地域社会になる、つまりSDGsの実現に繋がると私たちは考えています。